今回はそんな方へ向けての記事です。
この記事の信頼性
・公務員試験3回合格
・独学で倍率20倍消防局に合格
独学で公務員試験に合格しているので、それなりに参考になる情報がお伝えできると思います。
この記事を読むことで「社会人で消防士を目指すあなたが予備校に通うべきか」が分かるようになります。
この記事で解決できる疑問
・独学で消防士合格はきつい?
・社会人は予備校に通うべき?
・オススメな予備校はある?
まず始めに結論です!
①消防士の試験は独学で合格可能
②努力次第で誰でも合格できます
③基本的に予備校は不要です
④もし予備校に通うなら下記がオススメ
・スタディング
・東京リーガルマインド(LEC)
・資格の大原
・クレアール
それでは詳しく解説していきます!
【社会人で消防士を目指す】予備校は通うべき?
【断言】基本的には不要です
断言しますが、社会人問わず消防士を目指す上で予備校は不要です。
というのも、これは偏差値30台だった筆者が誰よりも消防士の試験対策について研究・試行錯誤してきた自信があるからこそ、見えてきた真理。
①そもそも難易度が低い
②択一式問題→勘で書いても当たる
③正直なところ暗記ゲーだから
公務員試験の中でも「消防職採用試験」はほとんどが地方初級(高卒程度)区分なので、他の公務員試験より確実に難易度は落ちます。
つまり…
「予備校に通ってまで学ぶほどでもない」
なので、わざわざ高いお金払って予備校通う必要なくない?というのが筆者の本音です。
社会人から消防士を目指す人に予備校が不要な理由
社会人から消防士を目指す方に予備校が不要な理由は主に3つ。
①努力次第で合格できるから
②高いお金がかかるから
③教材や講師の質に差があるから
予備校に通うとなると少なくとも10万円は費用がかかりますし、教材や講師のレベルに差があります。
なのでハッキリ言って、予備校で教わるくらいなら元公務員や元消防士が書いたネット記事の情報を参考にした方が、よっぽど有益です。
その他に予備校に通うべきでない理由は…
「予備校出身者の合格率の低さ」
予備校出身者が必ず合格しているかと言われたら、そうでもないのが現状です。
なので予備校に通ったとしても、結局のところ個人の努力次第ということになってしまいます。
【社会人で消防士を目指す】予備校に通わず独学で合格可能?
消防士を目指す社会人が予備校に通わず独学合格できる理由
消防士の試験が独学で合格できる理由は以下の3つです。
①択一式問題だから
②学習法がある程度確立しているから
③重点科目がハッキリしているから
まず第一に、公務員試験は全国的に見て9割9分が択一式問題です。
さらに筆記試験に関しては、絶対に勉強すべき科目と勉強しなくても良い科目(捨て科目)が明確になっています。
要するに…
・勘で書いても当たる可能性があり
・重視すべき科目が明確なので
・正しい学習ができれば合格できる
なのでこのような正しい戦略と学習法を知れば、わざわざ予備校に通わなくても独学で合格を目指せるわけです。
消防士を目指す社会人の独学勉強法
予備校に通う・通わないを問わず、公務員試験で合格するためには正しい戦略で正しい努力をする必要があります。
具体的な学習法については『【倍率20倍合格者の戦略】消防士の筆記試験対策を元消防士が解説!』の記事で詳しく解説しています。
大まかな正しい戦略は以下の通りです。
①数的処理科目で8割を目指す
②文章理解科目で8割を目指す
③資料解釈をマスター
④暗記科目のインプット
⑤社会・時事科目の詰め込み
この5つのステップを踏むことが合格の鍵です。
【社会人で消防士を目指す】予備校に通うべき人の特徴4選
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴①:様々なサポートを受けたい人
予備校に通うべき社会人の特徴1つ目は「様々なサポートを受けたい人」です。
具体的に予備校に通うことで受けられる恩恵は以下のような感じです。
・保証プランがある
・担任からサポートが受けられる
・嫌でも授業を受ける必要がある
もちろん予備校によって、これらのサポートの有無が変わってきます。
保証プランとは次年度の受講料が無料になったり、期間が延長される制度です。
・試験で不合格になった場合
・諸事情により学習が遅れた場合
このような場合にも次年度の講義を無償で受講できる安心感があります。
「東京リーガルマインド(LEC)」などの大手予備校では、担任の講師が付き試験に関する最新情報などを受け取ることができます。
その他にも…
・筆記でつまずいた部分を指導してくれる
・相談して進路のアドバイスをもらえる
このように、一人で試験勉強をすることが不安な方は担任講師の存在が心強いものになると思います。
予備校や通信講座は高いお金を払って講義を受ける分、モチベーションや自身の気分を問わず授業を受ける必要があります。
これは予備校に通う上で最も大きなメリットではないでしょうか?
カリキュラムや学習プランが設定されているので、サボって遅れてはいけないというプレッシャーがあるわけです。
・大金を払っているという後ろ盾
・カリキュラムが進んでいくプレッシャー
・他の予備校生が刺激になる
なので学習が苦手でどうしても続かないという方は、予備校の利用を検討してみても良いかもしれません。
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴②:面接や論作文の指導も受けたい人
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴2つ目は「面接や論作文でもサポートを受けたい人」です。
なので以下に当てはまるような方は、手厚い指導が受けられる予備校の利用もアリです。
①筆記は得意だけど面接が苦手
②論作文を誰かに見てほしい
③面接や論作文の過去テーマを知りたい
このような方は、予備校を利用するメリットがあるでしょう。
そもそもそういった対策を実施していない予備校もあるので、予備校選定は慎重に行いましょう。
東京リーガルマインド(LEC)」なら面接・集団討論対策が可能です
「消防士の予備校に通うべき社会人の特徴③:モチベを保てない人
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴3つ目は「モチベを保てない人」です。
繰り返しになりますが…
「お金を払っているからやるしかない」
と思えることが最大の武器です
また予備校によっては担任がつく場合があるので、進捗状況を報告しなければならないプレッシャーなどもあります。
「今日は疲れたから寝るかー」とか「今日は時間がないから明日やろう」と言い訳を作ってしまいがちな忙しい社会人にとっては、良いムチになるかもしれません。
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴④:学習の時間がとりにくい人
消防士の予備校に通うべき社会人の特徴4つ目は「学習の時間がとりにくい人」です。
通信講座とは24時間好きなタイミングで講義を受けられるというもの。
つまり…
講義形式ではないので個人のライフスタイルに合わせて講義が受けられます
なのでフルタイムで働く社会人にとっては、かなりありがたい制度です。
・24時間好きなタイミングで受講可能
・忙しい人に親切な講義スタイル
・まさしく働く社会人向け
日々仕事に追われる社会人は、予備校に入校して講義を受けるのは不可能だと思います。
そんな方に通信講座は活躍してくれる講義スタイルです。
【社会人で消防士を目指す】オススメな予備校は?
やはり予備校を利用するなら以下のような大手がオススメです。
またそれぞれの詳しい比較については『【消防士の予備校】迷ったらここ!オススメな予備校4選と目的別での選び方を解説します』の記事で解説しています。
予備校は個人の目的に応じて慎重に選ぶ必要があります。
【消防士 社会人 予備校】のまとめ
・基本的に予備校は不要
・独学でも消防士になれる
・合格するには正しい戦略と学習が必須
・以下の人は予備校利用の検討もアリ
→安心できる保証が欲しい人
→様々なサポートを受けたい人
→モチベが保てない人
・社会人は通信講座がオススメ
・オススメの予備校は以下の4つ
→スタディング
→東京リーガルマインド(LEC)
→資格の大原
→クレアール
いかがだったでしょうか?
予備校の利用に関係なく、公務員試験に合格するには正しい戦略と正しい努力が必要です。
なので、予備校生でもこのポイントを押さえられなければ確実に試験に落ちます。
さらに現実は…
予備校生でも不合格者が多い
なので結局は本人の努力次第ということになってしまいます。
もし予備校や通信講座を利用する際は、しっかりと吟味して慎重に選んでくださいね。
本記事は以上です!