今回はそんな疑問を持つ方へ向けての記事となります。
筆者のプロフィール
地方消防局に3年間勤務していた元消防士です。現在はブログ等の運営を行っているフリーランスで、ネットビジネス事業の起業に向けて勉強中。
本記事を読むことで以下のことが分かります!
消防士は勝ち組なのか?
A.決して勝ち組ではないと思います。(元消防士の見解)
消防士の年収
消防士の平均年収は約600万円前後と言われています。
しかし実際のところ、それだけ貰っている消防士は少数です。
また年功序列制ですので、そこそこの給料をもらえるようになるには時間がかかります。
「安く定まる」と書いて安定。
確かに民間企業などと比較すると潰れる心配もリストラされる心配もありません。
しかしそれ相応の条件が付いて回ります。
ですので安心して定年まで雇用してもらえる分、収入は高くありません。
元消防士の見解ですが、おそらく消防士の年収の相場はこんなもんです。
平均年収が高めに吊り上がる理由としては以下のような理由が考えられます。
このような消防士は年収1千万円も夢じゃありません。
しかしそういった消防士は限られた人達だけで、基本的に消防士全般は低収入であるというのが現状です。
消防士の福利厚生
消防士は地方公務員ですので、福利厚生は手厚く保障されています。
待遇面でみれば、公務員の右に出る民間企業は少ないでしょう。
働き方改革の進展もあり有給の消化も積極的になりつつあります。
真面目に働いていればクビを切られることもありませんし、確実に給与も伸びていくので、福利厚生面は充実しています。
消防士の勤務形態
消防士のほとんどは24時間勤務になります。
勤務シフトは消防本部によって違いますが、大体は以下のような感じです。
パターン1
パターン2
消防の勤務サイクルは24時間勤務→24時間休みの繰り返しになります。
厳密には非番日は休みではなく「待機」という扱いです。
災害等で呼び出しがあれば署に参集しなければなりません。
一方で呼び出しがない正式な休みが「週休日」となります。
勤務表をご覧いただければお分りの通り、消防士は休みがめちゃくちゃ多いです。
ちなみに勤務日に年次休暇を入れることで5連休を作ることも容易です。
勤務は過酷ですが体を休める時間も多い分、趣味や勉強に打ち込めるのは他の仕事にない強みですね。
消防士が勝ち組とは言えない理由
給料が低い
消防は給料が低い職業です。
確かに東京消防庁や政令市消防局といった大規模消防本部では、それなりの給与が期待できますが、やはり民間企業には敵いません。
そもそも消防は地方公務員なので、所属の市町村の財政に左右されるわけです。
ですので田舎や地方の消防本部は入面でかなり厳しいところがあります。
ちなみに筆者の同期生では、高卒手取り12万円という消防本部もありました。
それだけ待遇の格差が大きく、全国的に見ても十分な給与をもらえる消防本部は数少ないという点が勝ち組とは言えない理由の一つです。
危険な現場に行かなければならない
時に消防士は自分の命を張らなければいけないような危険な現場で活動しなければなりません。
ですので肉体的な疲労はもちろん、精神的にもかなりのストレスがかかります。
こんなところに突入していかなければなりません。
命を落とすリスクやストレスが半端じゃないという点も、消防士が勝ち組とは言いにくい部分になります。
閉鎖的・体育会系的な組織
皆さんがイメージされる通り、消防の世界は体育会系です。
階級社会なので上下関係は厳しく、上司の指示には従わなければならないという規則も明文化されています。
学生時代に運動部経験がない方や、理不尽が絶対に耐えられない方は生き残っていくことができない業界です。
消防や警察って閉鎖的な組織で、一般の方からすると結構ミステリアスな部分があるのではないでしょうか?
事実、公務員は職業柄、個人情報を扱うことも多いので、固くて真面目な方も多い印象です。
これは裏を返すと、内部事情や風土が外部に漏れにくいということになります。
ですので消防、警察、自衛隊といった公安系の職業はパワハラやトラブルを隠蔽しやすい環境になっているんですね。
24時間勤務
ハッキリ言って24時間勤務は確実に寿命を削っています。
とある調査では夜間勤務従事者の寿命は日勤者と比べ10年短いというデータもあります。
糖尿病や発癌のリスク、不規則な生活による自律神経失調症などの悪影響が出る可能性が高まります。
人生は一度きりですので、寿命を削って仕事に費やすのはいかがなものか…。
消防士が勝ち組と言われる理由
公務員だから
消防士は地方公務員です。
そして公務員というだけで得することが結構多いですよね。
他にも公務員にしかできない「共済貯金」や、その他節税制度、確実な退職金など経済面のサポートも手厚いです。
特に共済貯金の年利は1%を超える自治体もあり、一般人からは「ズルい」と言われることもしばしば。
安定しており、飯を食っていくことに困らないという点も勝ち組と言われる理由です。
休みが多いから
先ほどの見出しで記載した通り、消防は休みがめちゃくちゃ多いです。
月に10回ほどの勤務しかありませんので、趣味に打ち込めるのはもちろん、平日の外出は空いていて貸し切り状態です。
また月1ペースで5連休を作ることもできますので、ちょっとした海外旅行なんかにも行けるわけです。
良いか悪いかは別として、休みが多いので自宅にいる時間も必然的に多くなります笑
ですので奥さんが仕事の時の子供の面倒や家事全般は消防士の旦那or彼氏が活躍します。
以上のことが消防士が勝ち組だと言われる理由の二つ目です。
街のヒーローだから
やっぱり「消防士」というだけでウケが良いです。
街のちびっ子からはヒーロー扱い、消防士の肩書は世間体も良くチヤホヤされがちです。
奥さんのご両親、ママ友、その他友人など、消防士っていうだけで色眼鏡で見られるのは事実です。
消防士と出会うには?
A.消防署に見学に行く、もしくはマッチングアプリがオススメです。
消防署を見学!
合コンや仕事など、消防士と全く繋がりがない方はいっそのこと消防署に出向いてしまった方が手っ取り早いです。
大丈夫です。
というのも消防署って親子連れの一般の方が見学に来てくれることも多いんですよ。
「うちの子が消防車が大好きで…」
「うちの子が消防士になりたいみたいで…」
こんな感じでよく遊びに来てくれます。
ですので一般の方が消防署に来ることは特別珍しいことではないんですよね。
適当に理由を付けてしまえば簡単に署内を見学できるので、そこで対応してくれた消防士と繋がろうっていう魂胆です。
などなど言いながら、友達のちびっ子や親せきの子供を連れて行けばいくらでも出会いは広がります。
マッチングアプリ
いやいや…
そんな方はマッチングアプリを活用して消防士と出会いましょう。
筆者が現職の時、マッチングプアリを使っている消防士はかなり多かった印象があります。
色々精査した結果、消防士と出会うには『marrish』がオススメ
マッチングアプリを使う消防士は多い
消防士は基本的にチャラいので、真剣な出会い抜きで遊ぶ目的のためにマッチングアプリを利用する消防士もいます。
筆者の周りにも複数のマッチングプアリを渡り歩いてきた猛者もいましたので、出会い系アプリには精通している消防士が多かったです笑
その上で周りの消防士から最も評判が高かったマッチングアプリは『marrissh(マリッシュ)』です。
なぜ『marrish』なのか?
marrishを使うメリット3選
チャラい消防士が少ない
そもそもmarrishはシンママやシンパパ、バツイチの方のために作られたマッチングアプリです。
ですので年齢層も20代後半から40代程度です。
つまり遊び目的の若い消防士は別のマッチングアプリに逃げていますし、真剣に婚活を考えている消防士の割合が多くなるわけです。
marrishは利用者も少なめ
利用者が少なめという点も真面目な消防士と出会うためにはプラスに働きます。
やっぱり遊び目的の方は利用者の多いアプリで、数を打ってマッチングすることが重要になります。
ですので、わざわざ利用者の少ないマッチングアプリを使うメリットがありません。
以上がmarrishが消防士と出会うためにオススメできる理由です。
消防士との出会いは(マリッシュ)いいねから始まる恋婚/R18まとめ
・消防士は決して勝ち組とは言えない
・消防士は基本的に低収入だし短命の傾向あり
・それでも出会いたい方は消防署見学かマッチングアプリ
いかがだったでしょうか?
消防士は公務員ですし、それ自体がステータスになる職業なので勝ち組だと思われがちです。
休みも多く、給料も安定、老後に困ることもないので奥さんや彼女さんは安泰だと思いがちです。
しかし実際のところ給料格差は激しく、全国的に見ても定収入の消防本部がほとんどです。
年を重ねれば民間企業の方が年収は確実に高くなりますし、何より危険を伴う職業なので短命な方が多いことも現状です。
ですので、人生の幸福度を今一度考えると、消防士=勝ち組とは一概には言えない職種なのでは?というのが元消防士の見解です。
今回の記事が参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!