公務員って実際どうなの?
就活中だけど公務員試験を受けようか迷ってる…
公務員になりたいけど職種は決まってません…
今回はそんな疑問や迷いがある方へ向けての記事になります。
こんにちは、にえふです。
私は元消防士で現在はネットビジネス事業の企業に向けて活動中です。
就活では倍率20倍の消防本部や警察官採用試験にも合格した経歴があります。
公務員受験を考えている方や、公務員に興味がある方はぜひ本記事をご覧になってください!
本記事では以下のことが分かります
公務員の給料は高いの?
公務員の給料は大都市は美味しいけど、田舎の自治体は低いです。
公務員の給料は自治体によって大きな差があるんですね。
また国家なのか地方なのか、はたまた警察官なのか市役所職員なのかによってもかなり違ってきます。
自治体によって差が大きすぎる
公務員の給料は市の財政状況によって変わります。
というのも役所の人達も消防士も自治体の持ち物になるので、市町村の財政状況に左右されるわけです。
当然豊かで潤っている市では給料が高く、反対に田舎の小規模な役場では正直収入は厳しいところがあります。
給料の差はかなり大きく、これからもどんどん格差が広がっていくと思います。
ちなみに私が消防士時代、同期生との給料差は最大で9万円でした。
結構シビアではないでしょうか笑
同じ都道府県内でもこれくらいの開きが出てしまっています。
高卒かつ地方の自治体だと、おそらく14〜16万円程度になるのかなといった感じです。
ちなみに田舎役場のだと初任給手取り13万円くらいはザラにあります。
ですので給料面に重点を置くなら、受験する自治体はしっかり精査することが必須です。
公務員でオススメな職種
「じゃあどこを受ければ良いの?」
具体的には官僚または政令市・特別区の職員がオススメです。
「官僚」とはいわゆる財務省や環境省といった国家公務員です。
特別区の職員は◯◯区で働く職員になります。
官僚も政令市も特別区も、かなり規模の大きい自治体が運営しているので、やはり給料や福利厚生面は強いです。
なおかつ人員にも富んでいる自治体が多いので、人手不足に困ることが少ない傾向にあると思います。
ですので政令市や区役所、官僚の初任給は20万円を超えているところが多いです。
田舎公務員はしんどい
人員や財政がカツカツだと、職員に支払える給料も当然安くなりますよね。
そして全国的に見ても、こういった給料面で満足できない自治体は間違いなく多いです。
ですので地方出身で高い給料が欲しいという方は、地元を離れて場所を選ばなければいけないのが現状です。
公務員の内部事情
今後は安泰か分からない
まだまだマンパワーが必要な消防や警察とは違って、事務処理の多い市役所などでは業務委託が進んでいるところも多いです。
書類を作ったり届出を取り扱ったりというような作業は専門的な知識を持つ必要ありませんよね。
言ってしまえば、覚えれば誰にでもできてしまう作業なので、それをわざわざ公務員だけにやらせる必要はないですよね。
なので今後、事務処理系の公務員は安泰かと問われると完全に肯定はできません。
職種は定めた方がいい!
「やりたい仕事がない」
「やっぱ給料安定してるし公務員でいっかな?」
こんなふうに考える就活生は意外と多いんじゃないでしょうか?
かく言う私もそうでした笑
将来の夢も特になかったので、ただ何となく「公務員」の肩書きと安定を求めて「市役所でいいかな」なんて思った時期もありました。
ただやっぱり公務員を目指すなら、やりたいと思った職種や興味のある仕事に就くことをオススメします。
職種を決めた方がいい理由
「入ってみたらなんか違った」と感じやすいからです。
公務員の仕事は民間と違ってノルマも無ければ給料の変動もありません。
言い方を変えると、公務員のほとんどの職種は慣れてしまうとパターン化してしまいます。
ですので「ずっと◯◯になりたかった!」という熱意がないと、かなり苦痛です。
特に「カッコいいから」という理由だけで消防や警察官などの公安系に進むと地獄を見ます笑
そう考えるのであれば現状、官僚か役所の職員に絞られます。
または視野を広げてみるとやりたい仕事が見つかるかもしれません。
なぜなら公務員と言っても実はかなり幅広いからです。
こんなにあるの?公務員の種類
思いつく限り挙げてみます。
実は市の職員として採用されると、栄養士や保育士も公務員の枠になります。
もしこういった特別な資格を持っているなら公務員枠として採用されるのも一つの手です。
公務員を受験する方の大半は行政職なので、倍率もそこまで高くならないはずです。
結局のところ公務員はオススメなのか
A.オススメです。しかし田舎の自治体は除きます。
公務員のおすすめポイント
福利厚生が充実
休暇の充実度や手当て、退職金の面などとにかく優遇されています。
経済面での老後の心配はほぼゼロといって間違いないです。
また採用一年目で大体15日前後の有給を貰えます。
ただし消化できるかどうかは別です笑
共済貯金は圧倒的
公務員は共済組合なるものに加入しなければなりません。
しかし共済が運営している積立や預金は年利1%を越える自治体も少なくありません。
銀行だとせいぜい年利0.05%前後ということを考慮すると破格ですよね。
この共済貯金は公務員しか積立できません。
休みがとりやすい
働き方改革の取り組みなど、ここ最近は労働の縛りが緩やかになってきています。
特に公務員は有給の取得数にうるさいので、取得数の少ない部署は上からお叱りを受ける場合もあるようです。
もちろん部署や業務によりけりですが、積極的に休みを取るように促されます。
公務員はオススメですが給料面では民間に叶いません
やはり利益追求型の民間企業よりは給料は安くなります。
公務員はあくまでも公共の利益を目的とした組織です。
安定はしていますが、「安く定まる」とかいて安定。
給料面を最も重要視するのであれば、公務員ではなく民間企業に就職した方が間違いはないです。
終わりに
いかがだったでしょうか?
本記事をご覧になって少しでも公務員の中身がイメージできたなら幸いです。
結局のところ安定を取るのか、お金が欲しいのかという2択になってしまいますね。
また、何度も言うようですが公務員を目指すなら田舎の自治体はオススメできません。
どうせ公務員になるなら大都市で福利厚生が整っている自治体にしてください!
本記事は以上となります!
最後までご覧いただきありがとうございました!