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【SNS監視】就活で人事は監視しているのか?公務員試験では?

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就活中って人事にSNS覗かれてますか?
どこまで調べられるの?
TwitterとかInstagramは鍵垢でもバレるってホント?

今回はこんな疑問を持つ方へ向けての記事となります。

筆者のプロフィール

元消防士。地方消防局に勤務した後に退職。現在はブログの運営や物販を営んでいるフリーランスです。ですので公務員の内部事情には精通しています。

本記事を読むことで以下が理解できます!

・人事はSNSを監視しているのか
・どこまで調べられるのか、鍵垢は有効なのか
・監視を防ぐ方法とSNS使用上の注意点

就活でSNSは監視されているのか?

A.ほぼ確実に覗かれています。しかし採用担当も時間があるわけではないのでガッツリは見られません。

人事がSNSを監視する理由3つ

・人柄を知るため
・交友関係の把握
・就活の進捗状況を把握するため

人柄を知るため

どんな人物?

SNSを覗くことで趣味や経歴など、人物像が浮かびやすいですよね。

採用側からすれば、自分たちの仲間になってくれる受験者がどんなことに興味を持ち、どんなパーソナリティなのか単純に気になるわけです。

SNSがまだ普及されていない時代、採用者は面接試験での質疑応答や態度、言動でしか受験者という人間を知る術はありませんでした。

それが現代になり、SNSを覗くことでその人の大体の人柄を把握できるようになりました。

素行が悪くないか、外部への攻撃的な発言をしていないかなど、SNSを観覧することは受験者の人格を知るにはうってつけのわけです。

交友関係の把握

悪いつながりはないか

FF内から、または受験者の返信歴履歴などを確認することでおおよその交友関係を把握できます。

その目的は常識人の多いコミュニティであるか、あるいは犯罪等を匂わせる繋がりはないかなどをチェックしています。

「類は友を呼ぶ」ということわざがありますが、交友関係を知ることで受験者に危険をはらむ要素はないかを知るきっかけになります。

就活の進捗状況を把握するため

受験者の併願先をチェック!

受験者が他にどのような志望先を想定しているのか、興味のある職種は何かを知るためにSNSを観覧します。

ライバル企業を把握することで、受験者に逃げられないための対策を講じることができるからです。

受験者は就活が進めば進むほど、進路が「選ばれる側」から「選ぶ側」に移行していきます。

もちろん採用担当も他の企業に受験者を取られたくないので、SNSをチェックすることで個々に合わせたアプローチや、よりよい待遇を施せるようになるんですね。


【就活SNS】どこまで調べられてるの?

A.自分が気になる人をSNSで調べるのと同じ感覚で、分かる範囲内で調べます。

友人の人柄

友人のSNSの発言や人柄

受験者の友人のSNSを観覧することで、受験者の立ち位置や仲間内でのポジションを知るヒントを得られることがあります。

受験者本人のSNSを覗くだけでは知りえない情報もあるので、FF関係の人物や友人と思われるSNSから探られる可能性が考えられます。

過去の発言

発言・投稿をさかのぼる

過去の投稿や発言を追うことで、採用サイドは以下の2つを知ることができます。

・誹謗、中傷的発言はないか
・受験者は一面性か多面性か

受験者の過去の発言を遡ることで、誹謗や中傷的発言に該当する投稿はないかを見られます。

受験者に攻撃的な一面がないか、過去から現在の精神的な変化はあるかを調べます。

また過去の発言を整理することで、受験者が一面性人間か否かを推測することもできます。

過去の投稿履歴は、人によって態度を変えるような多面性を持つ人間かどうかを判断する材料になるわけです。

【就活SNS】鍵垢はバレる?監視を防ぐ対策

A.鍵垢にしておけばまずバレません。鍵垢は監視対策に超有効です。

鍵垢は調べようがない

鍵垢が監視対策にオススメな理由

・管理会社に申告して正当な理由がなければ鍵は外せない
・鍵解除は個人情報保護の観点から厳しい

管理会社に申告して正当な理由がなければ鍵は外せない

個人情報の保護の観点からみても厳しいですし、一企業が管理会社に鍵を外すよう依頼しても対応してくれるかどうかは不確実であるからです。

現状、アカウントの管理会社に申告することで鍵を外してもらうことは可能だと思われますが、よほどの事がない限りそれは不可能です。

ここでいう「正当な理由」とは以下のようなイメージです。

・ユーザーの安否が取れないという親族からの申告
・犯罪や犯罪に繋がる動きを匂わせる言動

理由は他にもありますが一刻を争う場面や深刻な問題へ発展する場合を除き、様々な観点から視て鍵の解除は現実的に厳しいです。

個人情報保護の観点

ユーザーのプライバシーが外部に漏れてしまう可能性が考えられるためです。

万が一鍵を解除したことでユーザーの個人情報が流れてしまったら、責任を取るのはSNSの管理会社になります。そういったリスクを負うことは避けたいですよね。

また鍵の解除については警察でも基本的に介入は不可能です。


【就活でのSNS】注意点

A.政治・宗教的にグレーゾーンな発言、あるいはネガティブな発言はひかえた方が吉。

グレーゾーンな発言を控える

・政治に関する発言
・宗教に関する発言
・思想に関する発言
・差別に関する発言
・下品・卑猥な発言
・公序良俗に反する発言
・道徳的に問題がある発言

こう言ったものに触れる発言は極力控えることが無難です。

「○○内閣マジで気に食わない。やっぱ△△党一択や!万歳!」

こういった政治的・宗教的に関する発言はNGです。

中でも公務員は自治体の職員なので個人情報を扱う機会が多く、犯罪や不祥事が露呈すると、世間から総叩きに遭います。

そもそも公務員は地域住民や国民のために尽くす立場にあるので、危険な思想や繋がりを持つ受験者をあらかじめフィルターに通し、ふるいにかける必要があるんですね。

特に受験者の思想に関する事柄(反社会的思想や宗教信仰)は厳重にチェックされます。

誹謗・中傷的発言

「今日の面接試験圧迫すぎて気分悪いわ」
「この前説明会に行った企業と違って社員の対応悪いわ」

このような発言はひかえましょう。

採用担当者から見てもあまり気分が良いものではありませんよね…。

合否の影響をも左右されることなので、就活の状況や特定の企業に向けた発言は、そもそも投稿しないのが賢明ですね。

そもそもSNSは個人の責任

最終的に原点に戻ることになりますが、SNSの利用は完全に個人の自由です。

要するにSNSを利用することで生じたトラブルも、完全に自己責任となってしまいます。

ですので特に就活中では、企業側からSNSを覗かれる可能性があるというリテラシーを持った上で利用する必要があります。

誰かに見られたくない、特定の人だけに投稿を見てもらいたいなら鍵をつけるという選択をとるほかありません。

就活で好印象なSNS

A.前向きなプロフィールを作成、ポジティブな発言で採用担当に好印象を与える!

ポジティブ人間

プロフィールを工夫する!

以下は簡単にsnsのプロフィールの一例を作ったものです。どちらが好印象でしょう?

22歳就活中の○○大学4年/将来の夢はIT分野で活躍すること/プログラマーを目指すべくオンラインスクールに通う/CSS、HTML言語取得済み/

22歳大学生/来年から社会人/働きたくないでござる/社会不適合者

その差は歴然で圧倒的に前者のプロフィールの方が好感が持てますよね。

このようにSNSを覗かれるといことを逆手にとって、採用サイドにアピールすることもできるわけです。

ものは考えようですね。

ネガティブ投稿を削除!

あらかじめ、自分の就活にとって不利になりそうな発言や投稿は削除しておきましょう。

少々面倒ですが過去の投稿を一から遡って潰していけば完全に隠滅することができます。

特に新社会人の方は一度きりしか使えない新卒カードを持っているので、少し慎重すぎるくらいの立ち回りをした方が良いです。

就活意識高いですよアピール

志望先企業の公式アカウントをフォロー!

公式のアカウントをフォローすることで最新の情報をいち早く入手できますし、それ自体が採用側の評価につながります。

志望企業へ入りたい熱意が伝わり、就活に前向きに取り組む真剣さを買ってくれるでしょう。

こうした細かいことを積み上げていくことが就活には大切ですね。

まとめ

・SNSは見られているが鍵をかければ問題ない!
・主に受験者の人柄や交友関係をチェックされている!
・就活中は誹謗中傷・政治的・宗教的発言はひかえる!
・覗かれていることを逆手に取ることもできる!

いかがだったでしょうか?

SNSは便利な反面、使い方を誤るととんでもないトラブルを生むこともあります。

最近では一歩間違えると炎上騒ぎになることや、投稿が一生ネット上に出回ってしまい、大きな傷跡を残す「デジタルタトゥー」なるものが横行しています。

SNSは個人の人柄を知るうえでこの上なく便利なツールですので、志望企業の採用サイドが受験者のアカウントを覗くことが一般的になってきています。

思わぬ地雷を踏まないよう、就活中は慎重にSNSを活用することをオススメします。

今回の記事は以上となります!最後までご覧いただきありがとうございました。

ABOUT ME
にえふ
元消防士の「にえふ」です。地方の消防局を退職後、現在は主にweb制作などを手掛けているフリーランス。倍率20倍消防局に合格した経験をもとに、試験対策ノウハウや消防に関する情報を発信しています。